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2007年02月20日(火) 16時52分

自民党部会が温泉法改正案を了承 成分表示の更新求める朝日新聞

 自民党環境部会は20日、温泉成分の定期的な分析を事業者に義務付ける温泉法改正案を了承した。温泉表示の信頼性を確保するためで、10年ごとに分析し、温泉施設での成分表示を更新するよう求める。違反した場合には30万円以下の罰金を科す。改正案は今国会に提出の予定。

 温泉の掘削・利用の許可権限を持つ都道府県が許可に際して条件を付け、事業者が違反した場合には許可を取り消すことができる規定も設ける。施設の増加で源泉数が増え続ける一方、自然噴出する温泉量は減少傾向にある実態を踏まえ、温泉資源の保護につなげる狙い。(時事)

http://www.asahi.com/life/update/0220/009.html