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2007年02月19日(月) 00時00分

三宅・小千谷のランナー 復興願い完走 東京新聞

 三宅島の公務員吉田好尊さん(31)は、背中に「三宅島」と書かれたタンクトップを着て完走。初のフルマラソンで、「最後の十キロは早く終わってほしかった」ほど疲れたが、「少しは三宅のPRになったかな」と笑顔。

 一周約三十キロの、島の外周道路で練習を積んだ。「早く高濃度地区を解除して、三宅でマラソン大会を開けば、復興にもつながる」と語った。

 新潟県中越地震で被災した小千谷市からは、同市消防本部の久保田守さん(48)が参加。マラソン経験は十数回のベテランで、「開催を知り、すぐに申し込んだ」。

 皇居前では妻から「お父さん!」と、市民からは「小千谷、頑張れ」と声援を受けた。「被災の時は東京や他地域の人からお世話になりました。マラソンで小千谷の頑張りをみせられたと思う」と満足げだった。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070219/lcl_____tko_____002.shtml