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2007年02月19日(月) 00時00分

新年快楽 祝「春節」 横浜中華街朝日新聞

  横浜市中区山下町の横浜中華街で、中国の旧正月「春節」を祝う催しが18日始まった。

  今年で21回目。昨年3月に開廟して初めての春節を迎える媽祖廟(まそびょう)は、17日深夜から「新年」の幕開けを待ちわびる人たちでごったがえした。午前0時。新年を祝う爆竹の音が一斉に鳴り響き、紙吹雪が夜空に舞うと、「新年快楽(明けましておめでとう)」と大歓声があがった。

  18日夕方からは、中華街の9カ所の門と2カ所の廟で、中国獅子舞が披露された。打楽器のリズムに合わせて台の上で激しく動くと、観客からは大きな拍手が起こった。

  初めて訪れた川崎市麻生区の上田聡さん(37)は「平和と健康を祈願した。線香の香りがたちこめていて、中国文化のおごそかな雰囲気を感じることができた」と感激していた。

  京劇や雑技といった中国伝統芸能が媽祖廟の特設ステージで来月4日まで毎日開かれる。

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000702190002