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2007年02月18日(日) 00時00分

免許外の教科教える 松戸の中学校病欠者出て派遣教員 東京新聞

 松戸市立第二中学校(小池寿夫校長)で、市教委から派遣された男性教員(臨時職員)が、免許を持っていない国語を単独で教えていたことが分かった。同校では、病気の療養が必要となった教諭が急に出たことなどから、授業の割り振りをすることが難しくなったためと説明し、落ち度があったとしている。

 同校によると、教諭の一人が病気で休むことになり、社会の教員免許を持つ男性教員は、ほかの教諭の授業を補佐していたが、配置換えなどで手薄になった国語を昨年十一月途中から今年一月までの間、単独で二年生の一クラスで週三時間教えていたという。

 正式採用の教諭なら県教委に許可申請し、許可が得られたら、免許を持たない教科も教えられるという。 (川田栄)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20070218/lcl_____cba_____001.shtml