記事登録
2007年02月17日(土) 10時00分

都知事選 浅野史郎擁立へ日刊ゲンダイ

 4月の東京都知事選で、民主党が前宮城県知事で慶大教授の浅野史郎氏(59)の擁立に向けて動き出していることが14日、明らかになった。
 民主党にとって、浅野氏は党外からの候補者として検討している最後の切り札。すでに水面下で本人に立候補を打診しており、浅野氏の決断を待っている状態という。
 都知事選をめぐって民主党は、3選を目指す石原慎太郎知事(74)の対抗馬として、これまで筑紫哲也(71)や久米宏(62)らキャスター諸氏に打診したが、断られ、人選が難航していた。
 その点、浅野氏は宮城県知事を3期12年務めた実績があり、年齢的にも若く、考え方もリベラル。老齢でタカ派の石原知事にぶつけるまたとない人選と民主党は期待している。けさ、浅野氏は記者団に「人事のことは話せない。今は(宮城県知事を)卒業したという認識だ」と明言を避けた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070217-00000012-gen-ent