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2007年02月17日(土) 12時50分

北朝鮮の砂利運搬事業参入のため船籍を偽装 長崎・佐世保市と大阪市の業者を家宅捜索フジTV

北朝鮮の砂利運搬事業に参入するため、所有する船の船籍を偽装した疑いで、長崎県と大阪市の業者が、海上保安庁の家宅捜索を受けていたことがわかった。
家宅捜索を受けたのは、長崎・佐世保市と大阪市の海運業者で、日本の業者が参加できない北朝鮮の砂利運搬事業に参入するため、所有する船をパナマ船籍に偽装していた疑いが持たれていて、海上保安庁は近く、この2つの業者を書類送検する方針。
この事業は、北朝鮮の海で採取した砂利を韓国や中国に搬送するもので、砂利は、建設用のコンクリートなどに使われている。
事業には、金正日総書記直轄の商社が関与するなど、北朝鮮の外貨獲得手段の1つで、年間およそ7億円の外貨を稼いでいたとみられている。
highlow highlow 2007/02/17 12:50

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