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2007年02月17日(土) 07時07分

安倍首相、麻生外相が中国・李外相と会談 6カ国協議合意受け北朝鮮問題で連携で一致フジTV

来日中の中国の李肇星外相は16日、安倍晋三首相、麻生太郎外相と相次いで会談し、6カ国協議の合意を受け、北朝鮮問題で緊密に連携していくことで一致した。
安倍首相は「(2006年訪中の際)『特別なお酒がおいしかった』と、家内が感激していました。残念ながら、私はお酒を飲めませんが、家内は堪能していました」と述べた。
和やかに始まった会談では、6カ国協議での合意を受けて、日本側が、拉致問題などで進展があれば、いっそう大きな役割を果たす用意があるとの立場を説明し、中国側も理解を示した。
一方、安倍首相は、中国の弾道ミサイル発射による人工衛星破壊について、「説得力のある説明をすべき」とくぎを刺した。
その後の日中外相会談で、李外相は、東シナ海のガス田問題について、「共同開発を目指し、冷静に議論していきたい」と述べて、3月中に東京で、局長級協議を再開する方向で一致した。
また国連改革については、「日本が国際社会で、より大きな役割を果たすことを望む」として、近く北京で協議を開催したい意向を示した。
さらに、拉致問題で協力を求めた麻生外相に対し、李外相は「それは当然だ。日本の懸念はよく理解しており、引き続き支援していく」と応じた。
highlow highlow 2007/02/17 07:07

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