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2007年02月17日(土) 11時32分

「月齢21カ月以上の牛だった」米食肉業者、違反認める朝日新聞

 日本が輸入した米国産牛肉に日米合意違反の牛肉が見つかった問題で、出荷した工場を保有する食肉大手タイソン社のスポークスマンは16日、問題牛肉が月齢21カ月以上の牛から取れた肉で、「対日(輸出)条件を満たしていない」と認めた。

 日本政府は、米農務省発行の証明書に問題牛肉の記載がないことは確認していたが、月齢制限の超過については可能性にとどめていた。証明書不記載に加え、日本側が重視する月齢条件でも違反が確実になったことで、米が求める輸入拡大には一段と応じにくい状況になりそうだ。(時事)

http://www.asahi.com/life/update/0217/006.html