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2007年02月16日(金) 00時00分

中継車導入ジャパネット、生放送使って次に売るものは…ZAKZAK

 通販大手のジャパネットたかた(長崎県佐世保市)は、新たに野菜や果物といった各地域の特産品を取り扱う方向で検討していることを明らかにした。

 6月に中継車を導入し、一昨年から始めたインターネットの生放送を拡大。全国を回り、収穫の様子や生産者の話などを放映する。

 同社は現在、家電製品を中心に販売している。高田明社長は「ジャンルは決めていないが中継にふさわしい分野の商品をやってみたい。商品を買っていただいたお客さまを訪問することも考えている」としている。

 高田社長は「携帯向け地上デジタル放送のワンセグは楽しみ。希望的に言えば携帯専用の番組を流せればと思う」と話している。

 一方、ジャパネットたかたは2006年12月期の単独決算で売上高が前期比約19%増の1080億円、経常利益が約3%増の60億円程度となり、初めて売上高が1000億円を突破したことを明らかにした。

 地上デジタル放送のエリア拡大などを受けて薄型テレビの販売が好調で、全体の売上高が大幅に増えた。

 媒体別の売り上げでは、カタログやちらしなど紙媒体が全体の44%、テレビが31%、インターネットが16%、ラジオが9%を占めた。05年12月期に比べネットが伸びた。

 07年12月期は売上高1100億円を目指す。

ZAKZAK 2007/02/16

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007021625.html