記事登録
2007年02月16日(金) 20時58分

長勢法相、強制退去処分確定のイラン人一家について長女の在留を認める特別許可フジTV

およそ17年間不法在留し、最高裁判所で強制退去処分が確定しているイラン人一家について、長勢甚遠(ながせ・じんえん)法務相は16日、短期大学に進学が決まっている長女の在留を認める特別許可を出した。
群馬・高崎市のイラン人、アミネ・カリルさん(43)は、およそ17年間不法在留し、一家4人で生活していたが、2006年10月に、最高裁判所で国外退去処分が確定した。
長女のマリアムさん(18)は、4月から日本の短期大学への進学が決まっていることなどから、長勢法相は16日、アミネさん夫妻と二女の3人の出国を条件に、マリアムさんの在留を認める特別許可を出した。
アミネさんは「家族がばらばらになることは、もちろん悲しい」と話した。
マリアムさんは「今回、進展があったこと、留学ビザがもらえたことについては、うれしく思っています。妹と両親が、できるだけ早く日本にまた戻ってこれるように、頑張っていくつもりです」と話した。
アミネさんは、長女の入学式などを見届けて、4月26日までに出国するという。
highlow highlow 2007/02/16 20:58

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00105535.html