宮城県警仙台中央署は16日までに、消費者金融「アコム」で融資を受けるカードを不正に作成、貸し付けを受けたとして詐欺や窃盗などの疑いで、仙台市青葉区のアコムの元従業員で無職の女(34)と、交際相手の同市太白区の衣料品販売業の男(53)を逮捕した。
同署は、女が架空の人物の名義で不正にカードを数十枚作成したとみて、裏付け捜査を急いでいる。融資額の合計は8000万円程度に上るとみられ、使途を調べている。
調べでは、女はアコムの仙台駅前支店(仙台市)に勤務していた2001年10月24日、男と共謀、男の運転免許証の名前の一部を隠すなどして、身元を偽って同支店に融資を申し込むカードを不正に作成、100万円の貸し付けを受けた疑い。
ZAKZAK 2007/02/16