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2007年02月16日(金) 10時01分

森昌子がコンサートで苦戦中日刊ゲンダイ

 森昌子(48)がコンサートで苦戦している。
 昌子は昨年10月3日の静岡・沼津公演を皮切りに、全国コンサートを展開中。今年もすでに1月14日の茨城からスタートし、全27カ所を回る予定だ。
「いま歌謡曲のコンサートはどこも客入りが不調。昌子も例外ではない」とは興行関係者だ。
「昌子のコンサートは地方の興行主が交通費など込みで平均850万円で買って開催している。キャパ1500人前後の会場を借りて昼・夜の2回公演。でも、そのチケットの売れ行きが平均3、4割で、東北地方はとくに苦戦しているとか。そのため割引チケットを配って客入りを6、7割に押し上げているようです。興行主にとっては1日あたり400万〜500万円のマイナスと聞きました」
 昌子は森進一との離婚を経て、昨年6月に「バラ色の未来」で再デビュー。NHK紅白歌合戦に出場し、1月17日には新曲「こころ雪」を発売したのだが……。
「女性ファンは、離婚経験者の昌子に“薄幸な女”“けなげな女”を歌って欲しいと思っている。彼女たちにとって『バラ色の未来』は拍子抜けするタイトル。女性の共感を得られない原因といえるかもしれません」(前出の関係者)
 昌子の所属事務所はこう説明する。
「場所によってはお客さんが入らないところもあるかもしれませんが、昨年11月の東京公演をはじめコンサートは好評です。昌子は主婦をきちんとやりながら懸命に歌っています。温かい目で見守ってあげてください」
 20年のブランクをはね返して歌い続ける昌子。かつての声量を取り戻して頑張って欲しい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070216-00000004-gen-ent