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2007年02月15日(木) 00時00分

ビンタ名人キャリーも驚く?!中学教諭考えた罰ゲームZAKZAK

 北海道松前町立中学校の男性教諭(28)が担任学級で忘れ物を減らすためとして、忘れ物の多かった生徒を別の生徒がたたく“規則”を採用、実際に生徒同士の平手打ちを容認していたことが分かり、道教育委員会は14日、この教諭を戒告の懲戒処分とした。

 道教委によると、教諭は昨年11月、学級会で忘れ物をしないための改善策を話し合った際、生徒24人のうち20人が賛成した「1カ月で最も忘れ物が多かった生徒を別の生徒が平手打ちする」という案を採用。

 4日後の学級会ではその改善策に沿って、女子生徒が忘れ物の多かった男子生徒の顔を平手打ちした。翌日に「適切でない指導があったようだ」と匿名のメールが学校に届き、〝体罰〟が発覚した。

 教諭は「内心やるべきでないと思ったが、クラスの雰囲気に押されて止められなかった」と話しているという。この教諭は昨年、忘れ物の多かった生徒に対し自ら、もみ上げを引っ張る体罰を数回与えていたことも道教委の調査で分かった。

ZAKZAK 2007/02/15

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007021519.html