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2007年02月15日(木) 00時00分

民主「粉飾告発ホットライン」設置…会計のプロが分析ZAKZAK

 日興コーディアルグループの不正会計問題などを厳しく追及する民主党の企業会計健全化チーム(座長・峰崎直樹参院議員)はこのほど、「粉飾告発ホットライン」を設置した。粉飾について幅広く情報提供を求め、内容によっては国会で追及する方針。

 情報は電子メール(funshoku@dpj.or.jp)とFAX(TEL03・3503・3870)で受け付ける。情報提供者のプライバシーは厳守される。

 民主党では、峰崎議員が日興の不正会計問題を厳しく追及。「日興問題はライブドア事件より悪質」(同議員)として、金融担当相らに厳正調査するよう国会で熱心に求めていた。こうした活動もあり、金融当局は昨年12月、日興に対して厳しい処分を下すことになった。

 さらに今月1日には、同党の企業会計健全化チームが発足。「日本の資本市場の健全性を確保していくためには、日興はもちろん、監査法人についても徹底的に解明する必要がある」(同)として、国会でさらに追及していくことになった。

 同チームのメンバーの尾立源幸参議院議員、鷲尾英一郎衆議院議員は公認会計士でもあり、いわば企業会計のプロ。ホットラインで得た粉飾情報を専門的に分析する。

ZAKZAK 2007/02/15

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007021540.html