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2007年02月14日(水) 00時17分

東京・清瀬の交番強盗殺人、時効成立 拳銃捜査は継続朝日新聞

 東京都清瀬市の警視庁東村山署旭が丘交番で92年2月、大越晴美警部補(当時42)が刺殺され拳銃が奪われた事件は、14日午前0時、強盗殺人罪の公訴時効(当時15年)が成立した。同庁は今後、同署に連絡室を置き、奪われた拳銃の捜査を継続する。

 同庁の金高雅仁刑事部長は「極めて凶悪な事件で、全力を挙げて捜査してきたが、時効を迎えたことは誠に遺憾。多くの方々のご協力に心から感謝申し上げるとともに、引き続き拳銃発見のための捜査を尽くす」とコメントした。

 また大越警部補の妻(57)は「主人の無念を思うと心が痛みますが、多くの皆様からの情報やご協力をいただいたことに対して心から感謝申し上げます」としている。

 東村山署捜査本部の調べでは、事件は92年2月14日午前3時10分ごろ発生。大越警部補が首などを刺されて殺害され、所持していた38口径の回転式拳銃が奪われた。

http://www.asahi.com/national/update/0214/TKY200702130392.html