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2007年02月14日(水) 00時00分

低電線事故 禁固2年10月求刑朝日新聞

  昨年11月、トラックの荷台に積んだショベルカーを電線に接触させて街路灯を倒し、父子2人を死傷させたとして業務上過失致死傷罪に問われた横浜市瀬谷区橋戸1丁目、土木作業員半沢広高被告(43)の公判が13日、横浜地裁(深見玲子裁判官)であり、検察側は禁固2年10カ月を求刑した。

  検察側は「荷台に積んだショベルカーが普段より高い位置にあると十分認識しながら、早く作業を始めたいと考え、安全の確認を怠った」と指摘した。

  一方、弁護側は、業者が基準より低く電線を設置し、それを横浜市も点検していなかったことなどから、事故は被告1人の責任とは言えないと主張した。判決は3月9日に言い渡される。

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000702140003