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2007年02月14日(水) 01時19分

松屋フーズ、米産牛再開も初の赤字へ 3月期下方修正朝日新聞

 米国産牛肉を使った定食メニューを1月から再開した牛丼チェーン大手の松屋フーズは13日、07年3月期連結当期損益の予想を、昨年10月時点の9億円の黒字から13億円の赤字に下方修正した。当期赤字になると、同社にとって初めて。

 米産牛メニュー再開で客足は上向き始めたが、昨年までの不振が尾を引き、通期の既存店の客数、客単価はともに前年比約2%減の見通しという。売上高も619億円から605億円に、経常利益も27億円から13億円に下方修正した。

 牛丼への米産牛使用は依然、見合わせている。一足先に米産牛使用を再開した吉野家ディー・アンド・シー、消費者感情を考慮して豪州産牛肉の使用にこだわるゼンショーは客数を伸ばしている。松屋は中国産、豪州産と品を変えて牛丼を提供してきたが、その間にライバルに客を奪われた面もあるようだ。

http://www.asahi.com/business/update/0214/002.html