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2007年02月14日(水) 00時03分

東京・清瀬の警官刺殺、時効…拳銃も不明のまま読売新聞

 東京都清瀬市の警視庁東村山署・旭が丘派出所(現交番)で1992年2月、勤務中の大越晴美巡査長(当時42歳、警部補に特進)が刺殺された事件は14日午前0時、現場から奪われた実弾5発入りの拳銃の行方が分からないまま15年の公訴時効を迎え、同署に設置される捜査員約10人の「警察官殺害事件連絡室」が引き続き情報収集にあたる。

 同庁は、拳銃が二次犯罪に利用される恐れが依然あるとして、時効成立後も異例の態勢を取ることにした。

 この事件を巡っては、地元の有志が2000年2月に懸賞金100万円をかけ、02年2月には300万円に増額して情報提供を呼びかけていたが、解決には結びつかなかった。

 大越巡査長の妻(57)は警視庁を通じ、「主人の無念を思うと心が痛みますが、多くの皆様から情報やご協力をいただき、心から感謝申し上げます」とのコメントを出した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070213i218.htm