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2007年02月14日(水) 00時00分

都電のまち 撮り歩く なぎら健壱さん 写真集第2弾 東京新聞

 シンガー・ソングライターのなぎら健壱さんが、都電荒川線沿線の下町風景を撮影した写真集「町のうしろ姿−都電沿線2006年夏」(岳陽社)を出版した。出版を記念して十五日から写真展「東京・夜のうしろ姿」を新宿区新宿の紀伊国屋書店・本店四階の紀伊国屋画廊で開催、同日夜には、作家いとうせいこうさんとのトークイベント「東京下町を撮る・語る」を紀伊国屋ホール開く。

 なぎらさんの写真集は、一昨年の「東京のこっちがわ」に続く第二弾。都電に乗って三ノ輪橋から早稲田まで撮り歩き、町の表情と生活の息づかいを親しみを込めて表現している。百十六ページ、オールカラーで、価格は千九百九十五円。

 十五日は、“下町大好き仲間”のいとうさんとの対談で、作品に込めた思いなども話す予定。二人は東京新聞の「We love Tokyo座談会」で、いとうさんは浅草、なぎらさんは柴又・亀有をテーマに参加している。下町にこだわる二人が、今なぜ下町文化が注目されるのかを熱く語り合うという。入場料千円。申し込み・問い合わせは同ホール=(電)(3354)0141=へ。写真展は二十日まで、入場無料。 (鈴木賀津彦)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070214/lcl_____tko_____002.shtml