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2007年02月13日(火) 23時46分

シンポ動員問題、河北新報社長ら減俸処分朝日新聞

 厚生労働省と共催したシンポジウムに謝礼を払って参加者を動員した問題で、河北新報社(仙台市)は13日、一力雅彦社長を減俸30%(3カ月)とする処分を発表した。森健一・常務取締役を営業統括本部長から解任し減俸20%(3カ月)、大島孝夫・取締役広告局長を厳重注意とし、関係した社員5人を減給や譴責(けんせき)とした。

 また、「不適切な動員を行ったことに釈明の余地がなく、関係者の皆様に重ねておわびする。今後は再発防止を徹底し、信頼の回復に努めていく」との談話を出した。

 同社は05年12月に仙台市であった「Skills Japan 地域シンポジウムin仙台」で、派遣業者に24万2000円を払い、学生を中心にアルバイト54人を「動員」していた。

http://www.asahi.com/national/update/0213/TKY200702130380.html