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2007年02月13日(火) 21時19分

不二家、FCオーナーに初の不祥事説明会読売新聞

 消費期限切れの牛乳などを使った洋菓子を製造・出荷していた不二家は12日、関東地区のフランチャイズ(FC)店のオーナーを集めた説明会を開いた。

 桜井康文社長は謝罪したうえで、「2月中には販売再開のめどをつけたい」と改めて説明した。

 出席した大田区のオーナー(52)は「ベテランのパートが辞めてしまう店が増えており、営業を再開しても店の体制を元通りにするのは大変」と話した。ほかに、販売再開後に売り上げが落ち込んだ場合の補償を求める要望などが相次いだという。

 不二家のフランチャイズ店は全国に約700店ある。うちこの日は関東地区の約350店が対象で、オーナーら約310人が出席した。不二家はFC店に対し、前年実績を参考に利益と人件費に相当する額を補償している。

 不二家がFC店を集めて不祥事の説明の場を設けたのは初めて。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070213i515.htm