記事登録
2007年02月11日(日) 00時00分

「和菓子は健康的」シンポでアピール 東京新聞

 和菓子が健康的な食物であることを広く伝え、おいしく食べてもらおうというシンポジウム「健康的な和菓子」(東京和菓子協会・全国和菓子協会主催)が十日、新宿区の京王プラザホテルで開かれた。このイベントは、二〇〇二年から全国を回り、今回の東京会場が十四回目。

 第一部では、農学博士の加藤淳氏が、「小豆など豆類の健康性」と題して講演。「あんの原料・小豆は、ミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれた食物。甘いものイコール太るというのは誤解で、食べすぎや脂質を一緒に取っていることが原因」など、具体的な事例を挙げて、豆が健康的な食材であることを強調した。

 第二部では、藪光生・全国和菓子協会専務理事が「和菓子よもやま話」のテーマで、和菓子の楽しみ方をユーモアを交え、集まった約四百五十人の参加者に語りかけた。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070211/lcl_____tko_____004.shtml