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2007年02月11日(日) 00時00分

今年はどんなチョコを贈る?朝日新聞

  もうすぐバレンタイン・デー。普段お目にかかれないチョコレートに出合える季節でもある。デパート地下売り場から、町のお菓子屋さん、ホテルに登場した変わった楽しみ方を探った。

  ゴディバ、テオブロマ、アンリシャルパンティエ……。熊本市の鶴屋百貨店地下1階のバレンタインコーナーには、甘い物好きあこがれのブランド約50店が並ぶ。

  同店初登場の「ル・コルドン・ブルー」(フランス)や定番の「ゴディバ」(ベルギー)が特に人気。客の多くは30〜40代の女性で、千円台の詰め合わせが多く出ている。平日でも1日700〜800個を売り上げ、本番直前の週末は1日約千個を見込んでいる。

  同市の女子大生(20)は父親に泡盛入りのチョコレートを購入。「飲酒運転にならないよう、夜に家で渡します」

  同市横手3丁目の洋菓子店「トランテアン」は、お酒の「カミュ」に漬け込んだプラム入りの「カミュ・ショコラ」(1粒231円)が人気という。パティシエの川井一弘さんによると、チョコレートは20〜25度が適温。「冷蔵庫に入れた場合は、1時間ほど常温で置いておくと、食感と香りが出ます」

  同市東阿弥陀寺町の熊本全日空ホテルニュースカイ1階のバーラウンジ「フェリーチェ」には今月、チーズフォンデュならぬ「チョコレートフォンデュ」が登場。溶かした45〜50度のチョコレートを吸い上げて滝のように流す装置で、フォークに刺した果物やマシュマロに、セルフサービスでチョコをかける。

  1日20人限定で、正午〜7時。サンドイッチや野菜スティックなどが付いて1人1500円。

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000702110003