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2007年02月10日(土) 15時56分

今年は「和チョコ」に力 バレンタイン商戦朝日新聞

 おすし型の包装、納豆風、生麩(なまふ)入り……。今年のバレンタイン商戦で、百貨店やスーパー、コンビニエンスストアが力を入れるのは和風チョコだ。高級輸入品の人気も根強いが、「和ブーム」を映じた風変わりな品ぞろえを充実させている。

すしの折り詰めを模したジャスコの「特上寿司猪口(ちょこ)」は8貫入りで525円

 イオングループのジャスコ230店には、すし・魚型の包装や、納豆風などの約100種類の変わり種チョコが並ぶ。中心価格は210〜630円(税込み)と買いやすい値段で、「義理チョコ」に限らず、友だちや母親、自分用に楽しんでもらおうという狙いだ。

 イトーヨーカ堂の160店では、竹かごに入れて風呂敷で包んだ、ゆずや白ごま入りのチョコが初登場。東急百貨店東横店は、総菜屋の提案を生かした生麩入りチョコ「とりゅ麩」や、「山椒(さんしょう)チョコレート」を売り出す。高島屋も、しょうゆやわさび味のチョコを一部の店で販売する。

http://www.asahi.com/life/update/0210/007.html