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2007年02月10日(土) 16時44分

処分の社保庁職員、昨年1642人 保険料不正免除など朝日新聞

 社会保険庁(職員数約2万8000人)が06年に処分した職員数は、1642人(監督者に対する処分は除く)にのぼったことがわかった。そのうち1612人は国民年金保険料の不正免除による処分。年金情報の「のぞき見問題」があった05年の2825人よりは減ったが、大量処分が続いている。

 内訳は免職2人、停職9人、減給92人、戒告89人、訓告・厳重注意1450人。免職となったのは、保険料190万円を横領した長野南事務所(長野県)の職員と、54万円を着服した松山東事務所(愛媛県)の職員。前年の大量処分にもかかわらず、2人がのぞき見で減給処分を受けるなど、懲りない体質も浮き彫りになった。

http://www.asahi.com/national/update/0210/TKY200702100247.html