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2007年02月08日(木) 00時00分

元カノ名誉棄損で実刑、元市職員ヘイの中から脅しの手紙ZAKZAK

 静岡中央署は7日、名誉棄損事件で実刑判決が出た後、被害者で元交際相手の女性(37)に脅す内容の手紙を送り付けたとして、脅迫の疑いで静岡市葵区の元静岡市職員の男(41)=服役中=を逮捕した。

 調べでは、元市職員は判決言い渡し後の昨年12月中旬、「携帯の番号を変えても知っています。近く会えることを楽しみにしています」との手紙を拘置されていた静岡刑務所で作成し、女性に郵送して脅した疑い。

 「手紙を見れば女性が嫌な気持ちになると思った」などと供述しているという。

 元市職員の手紙には刑務所が検閲したことを示すはんこが押印されておらず、同署は外部の関係者に頼んで投函(とうかん)させた可能性があるとみて追及する。

 静岡刑務所の根本英男総務部長は「検閲などの対応に問題はなかった。郵送の経緯については警察の捜査の結果を待ちたい」と話している。

 元市職員は、この女性の知人らに「女を武器にして会社で立場を確保している」などとする中傷文を送ったとして名誉棄損容疑で昨年7月に逮捕された。余罪の収賄も判明し、同年12月、懲役2年8月の実刑判決が確定した。

ZAKZAK 2007/02/08

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_02/t2007020819.html