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2007年02月08日(木) 01時28分

携帯とPHSが1億台突破、1月の普及率78・5%読売新聞

 電気通信事業者協会が7日発表した1月末時点の携帯電話、簡易型携帯電話(PHS)の契約台数は、前年同月比5・4%増の1億22万4500台となり、1985年にNTTが肩掛け式「ショルダーホン」を発売して23年目で初めて1億台を突破した。

 人口普及率は78・5%に達し、「1人1台」時代にさしかかっている。

 携帯電話の契約数は5・4%増の9531万5200台、PHSは6・3%増の490万9300台。規制緩和の結果、異業種などからの参入が相次いだことが市場拡大に大きく影響した。

 99年にNTTドコモがインターネット接続サービス「iモード」を開始して普及に弾みがつき、5000万台を突破した。位置確認などのサービスを提供したことで、子供や高齢者にも購入者層が広がり、その後8年弱で市場は倍増した。

 調査会社の情報通信総合研究所によると、国別の契約数では、昨年6月末時点で、中国、米国、ロシア、インドに次ぐ、世界5番目の「携帯電話大国」となっている。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070207i116.htm