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2007年02月07日(水) 20時36分

「あるある」捏造、民放連が関西テレビに事情説明要求読売新聞

 フジテレビ系で放送された情報番組「発掘!あるある大事典2」の捏造(ねつぞう)問題で、日本民間放送連盟(民放連)は7日、緊急対策委員会を開き、関西テレビの千草宗一郎社長から来週にも事情説明を求めることを決めた。

 説明を受けた上で、民放連の会員資格停止などの措置をとることも検討する。

 また、放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送番組委員会」(天野祐吉委員長)は7日、「放送事業者の自主・自律による、全容解明と効果的な再発防止に向けた取り組みに期待したい」との声明を発表した。

 声明ではまた、<1>番組制作の下請けなど分業構造が制作環境の悪化を招いている<2>見識や責任意識を持つための教育システムが、外部制作者を含めて必要<3>政府・総務省による放送への介入は慎重であるべき——との問題点を指摘している。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070207i314.htm