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2007年02月07日(水) 00時00分

北朝鮮向け放送を拡大 米国務省予算案朝日新聞

 米国務省は5日、北朝鮮向けに自由や民主主義を訴えるラジオ放送を1日10時間中断なしで行うことを盛り込んだ08会計年度の予算案を発表した。政府傘下のラジオ局「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」を通じて放送する。

 両局などを所管する「放送理事会」に約6億2000万ドル(750億円)を支出。北朝鮮やキューバなどに向けた放送に重点的に取り組むとしている。VOAは現在、北朝鮮向けに1回1〜2時間の番組をさまざまな周波数で流しており、RFAは1日4時間、朝鮮語放送を行っている。

 北朝鮮向けのラジオ放送の強化は、04年10月に成立した北朝鮮人権法で求められていた。

http://mytown.asahi.com/usa/news.php?k_id=49000000702070004