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2007年02月06日(火) 00時00分

『迅速な情報公開を』 鉛検出で県に要望書 東京新聞

 県の総合リサイクル施設「彩の国資源循環工場」(寄居町三ケ山)の調整池付近で環境基準の二十七倍の鉛が検出されたことを受け、「埼玉県市民ネットワーク」(加藤佳子共同代表ら)は五日、上田清司知事あてに、迅速な情報公開などを求める要望書を提出した。

 県は昨年八月、調整池付近での排水採水調査で環境基準(一リットル中〇・〇一ミリグラム)の二十七倍の〇・二七ミリグラムの鉛を検出。しかし町と一部住民以外に事実を公表しておらず、要望書では▽迅速かつ完全な情報公開▽早急な住民説明会開催▽周辺児童らの健康調査−などを求めている。県資源循環推進課は「これから内容をよく見て検討する」としている。 (池田悌一)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20070206/lcl_____stm_____004.shtml