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2007年02月06日(火) 22時45分

バイク600台盗んでフリマ転売、修理業者を追送検読売新聞

 さいたま地裁越谷支部で窃盗の罪で公判中の埼玉県川口市前川、バイク修理販売業月永寿雄被告(52)が2003年1月から昨年10月までの間、東京都内や埼玉県内でバイク約600台(被害総額約8700万円)を盗んでは転売していたと供述していることがわかった。

 埼玉県警草加署は6日、このうち2件の窃盗容疑で越谷区検に追送検した。

 調べによると、月永被告は昨年4月17日未明、東京都練馬区の路上で、原付きバイク1台(約15万円相当)を盗むなどした疑い。

 月永被告の供述などによると、月永被告は東京都内のほか、同県草加市、川口市などの路上や駐車場で盗みを繰り返し、自分が経営するバイク修理販売店に搬入。エンジンを替えたり、車体番号を消したりしたうえ、茨城県大洗町のフリーマーケットなどで1台2万〜20万円で売っていたという。

 月永被告は古物営業許可を持っており、客に怪しまれた時は「警察署から処分を依頼された」と答えていたという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070206i515.htm