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2007年02月05日(月) 00時00分

国産牛肉が最高値 冬の鍋物需要が増加 東京新聞

 農林水産省が五日発表した肉、卵類の週間小売価格調査(一月二十九日−二月二日、全国平均)によると、国産牛肉(冷蔵ロース、百グラム)は前週より四円高の七百十八円と、二〇〇三年八月の調査開始以来の最高値を記録した。

 国産牛肉の小売価格は昨年十一月下旬から七百十円台で堅調に推移してきた。同省はすき焼きなど冬の鍋物に使われる牛肉が増えたことが値上がりの要因とみている。穀物相場の世界的な高騰の影響で牛の飼料価格も上昇しており、「すぐに小売価格に反映するわけではないが、今後の価格動向を注視したい」としている。

 鶏卵(Mサイズ、十個入り)は前週比二円高の百七十六円、鶏肉(もも肉、百グラム)は百十九円と前週と変わらなかった。「鳥インフルエンザの影響はない」(同省)という。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070205/eve_____sya_____001.shtml