ソフトバンクモバイルは5日、シャープ製携帯電話機「810SH」「811SH」の2機種を海外で使った場合、利用していないデータ通信料を誤って徴収する不具合が発生したと発表した。
天気や料理、旅行などの情報を自動的に配信するサービス「S!キャスト」の登録者が、自動更新の設定を解除せずに海外で使うと、国内でしか利用できない天気情報を自動的に取得しようとしてデータ通信料が発生する。携帯電話に組み込まれたソフトのミスが原因で、誤って課金された可能性がある人は9500人に上る。誤課金の総額は調査中という。
ソフトバンクモバイルは5日、不具合を解消する修正ソフトをインターネット経由で無料で配布し始めた。誤って徴収したデータ通信料は、確認ができしだい、利用者に返還する方針だ。