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2007年02月03日(土) 00時00分

「大分麦焼酎」を商標登録朝日新聞

 地名と商品名を組み合わせた地域ブランドの登録商標を認める「地域団体商標制度」で、特許庁は1月30日、「大分麦焼酎」を新たに商標として登録した。県内では「関あじ」「関さば」に次いで3例目。

 「大分麦焼酎」は、県酒造協同組合が06年4月に出願していた。原料がこうじを含めて麦100%で、県内で瓶詰、課税されて出荷したものを指す。同組合によると、熊本県の「球磨焼酎」がすでに商標登録されているなど、焼酎業界の地域間競争は激しくなっているという。

 同組合では現在、「大分むぎ焼酎」の表記でも出願中で、「麦焼酎といえば大分、というのは全国的に浸透してきているが、今回の登録でさらに浸透させたい」としている。

 県産業技術開発室によると、県内では現在、「日田梨」「豊後牛」「豊後別府湾ちりめん」も出願中という。

http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000702030003