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2007年02月02日(金) 00時00分

石原産業が期限ない計画書提出 岐阜県は受理せず 中日新聞

 有害物質を含む土壌埋め戻し材「フェロシルト」の撤去をめぐり、岐阜県から早期全量撤去計画の提出を求められていた製造元の石原産業は2日、同県に対し、撤去期限を明記していない回答書を提出。県は計画書とは認められないとして受理せず、速やかに再提出するよう指示した。

 岐阜県内に搬入されたフェロシルトについて、同県は2005年11月に、06年2月を期限とする全量撤去の措置命令を出した。しかし瑞浪市稲津町と本巣市早野の2カ所では撤去が大幅に遅れ、いまだに完了のめどが立っていない。このため県は1月、撤去計画を2日までに提出するよう、石原産業に指示していた。


http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070202/eve_____sya_____017.shtml