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2007年02月01日(木) 00時00分

ペコちゃん電車も自粛 札幌 東京新聞

 赤い車体の正面や側面に大手菓子メーカー「不二家」のキャラクター「ペコちゃん」や、Fの字をかたどったロゴを張っていた札幌市の路面電車が三十一日までに姿を消した。期限切れ原料使用問題で同社が車体広告を自粛した。

 市交通局によると、もともと緑色の車体一両を赤色にし、不二家の広告を張っていた。広告料は月額約二十万円。

 不二家がコマーシャル放映を自粛したため、札幌市が広告代理店を通じ「車体の広告はどうするのか」と問い合わせたところ、同社が一月二十二日に自粛を決めたという。ペコちゃんなどのシートははがしたが「色を戻すと費用がかかる。広告が復活する可能性もある」として、車体は赤いまま走っている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070201/mng_____sya_____012.shtml