民主、社民、国民新の野党３党党首が３０日昼、国会内で会談した。「女性は産む機械」と発言した柳沢厚労相の辞任を要求するとともに、安倍首相の任命責任を追及する方針で一致した。
これに関連し、民主党の高木義明国対委員長は同日午前の記者会見で、厚労相の辞任要求について「各党の意見を出し合って、最も国民に分かりやすい方法で行動する」と述べた。
党首会談に共産党は出席しなかった。同党の市田忠義書記局長は同日昼の記者会見で、経緯を説明。民主党の鳩山由紀夫幹事長から２９日に呼び掛けを受けたが、市田氏は同党の小沢一郎代表が自らの事務所費に関し資料を公表するのか確認を求めた。鳩山氏は「信用できないなら参加してもらわなくて結構だ」と呼び掛けを撤回したという。
ZAKZAK 2007/01/30