新ＯＳ『ビスタ』発売（東京新聞）

2007年01月30日(火) 00時00分

　パソコン市場が低迷する中、マイクロソフトの新基本ソフト（ＯＳ）「ウィンドウズ・ビスタ」が三十日午前零時、個人向けに発売された。家電量販店では深夜からイベントが始まり、日付が変わって“解禁”されると同時に大勢が買い求めた。

　東京・有楽町のビックカメラ有楽町店では約百人が列をつくったほか、タレントの真鍋かをりさんが午前零時に向けてカウントダウンするなど盛り上げ、数百人の人だかりができた。

　マイクロソフト日本法人の佐分利（さぶり）ユージン裕常務は「ビスタの開発は、マイクロソフト史上最大のプロジェクトだった」とアピール。最初に購入した都内の男性会社員（３５）は「新機能などが話題になっていたので、楽しみにしていた」と話した。

　ビスタは「ウィンドウズＸＰ」以来五年ぶりのＯＳ。検索や音響・映像関連の機能を強化したほか、多くの新機能を盛り込んだ。

新ＯＳ『ビスタ』発売 （東京新聞）