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2007年01月29日(月) 00時00分

“最後の亡命米兵”すっかり“北の人”「生涯過ごす」ZAKZAK

 米CBSテレビは28日、北朝鮮に生存する最後の亡命米兵とされるドレスノク氏が英国の映画製作者に行ったインタビューを放映、同氏は「10億ドル(約1200億円)の金塊を積まれても、北朝鮮を離れる気はない」と述べ、北朝鮮で生涯を過ごす考えを強調した。

 また映画製作者によると、同氏は北朝鮮の核問題について聞かれた際、「米国が攻撃しても北朝鮮には(反撃の)準備ができている」と答えたという。

 ドレスノク氏は1962年、米軍基地から無断で外出した規律違反を軍法会議で問われることを恐れ、南北軍事境界線を越えた。

 北朝鮮に拉致された曽我ひとみさんの夫、ジェンキンス氏がかつてCBSのインタビューで、ドレスノク氏に殴られたと証言したことについては「彼はうそつきだ」と否定した。(共同)

ZAKZAK 2007/01/29

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