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2007年01月29日(月) 00時00分

それまでの“2台”を1台で…四輪バイク使って代行運転ZAKZAK

 鹿児島市の桜島でレストランなどを経営する桜島観光開発が飲酒運転対策として、四輪バイクを乗用車に連結し、代行運転して客を送り届けるサービスを考案した。

 四輪バイクは大型の車輪にバイク形式のハンドルがついた小型自動車。運転には普通免許が必要。

 客が乗ってきた乗用車の後部に専用器具で四輪バイクを連結。店員が乗用車を運転して客を送り届けた後、切り離した四輪バイクで店まで帰ってくる。1人で代行運転ができるため、通常より大幅に人件費や燃費が抑えられるという。

 飲酒運転への批判が厳しくなり客足が遠のいたことから、飲酒運転防止策として同社の萩原正己社長(41)が考案。多くの車に簡単に取り付けられるよう連結器具を工夫した。警察や陸運局からは、法的に問題ないとの回答を得ているという。

 桜島観光開発は同様の代行サービスを考える飲食店に四輪バイクと連結器具の販売も行っている。萩原社長は「このシステムを広げていきたい」と話している。

ZAKZAK 2007/01/29

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007012939.html