記事登録
2007年01月28日(日) 22時00分

鳥取で347人が嘔吐・下痢訴える 感染性胃腸炎か朝日新聞

 鳥取市の小中学校計17校で児童と生徒、教職員計347人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えていると、鳥取市教委が28日発表した。17校はいずれも鳥取市第2学校給食センターから給食の提供を受けている。市教委は学校給食が原因の感染性胃腸炎の可能性もあるとみて、29日は17校の給食を中止。鳥取県は同日朝からセンターの立ち入り調査を実施する。

 市教委によると、症状を訴えているのは生徒・児童が302人(全体の5.9%)、教職員45人(同10%)。いずれも症状は軽いという。1人は入院しているが、現在は快方に向かっているという。

 同センターでは調理員の1人が今月10日に下痢や嘔吐を訴え、ノロウイルスの検査で陽性反応が出た。また別の調理員2人も21日と27日に同様の症状が出たという。

http://www.asahi.com/national/update/0128/OSK200701280041.html