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2007年01月27日(土) 00時00分

県警一次人事異動 13署長すべて交代朝日新聞

 県警は26日、警視級を中心とする今春の第1次異動を発表した。警視正3人、警視50人、警部21人、警部補2人の計76人で、発令は一部を除いて2月1日付。県内13署の署長すべてが交代し、うち8人は初めて署長になる。今年は3月30日告示の県議選を皮切りとした統一地方選、夏には参院選を控えており、通常3月に行う第1次異動を前倒し。県警本部刑事部の幹部や各署長の異動を早め、選挙違反取り締まり強化の体制を整えるのが狙いだ。
 県警は今回の第1次を含めて4月上旬までに計4回、約750人の異動を予定している。78年以降では最大規模となる見通しで、団塊世代の大量退職を控えての配置換えによる影響だ。その団塊世代の退職者は今年度末は88人で、昨年度末より24人多く過去最大規模になる。今年度を含め今後4年間で県警の警察官、職員の約15%が退職することになるという。
 組織編成では、4月に現在の高瀬署が三豊署と名称を変更する。管轄区域も変わることに伴い、現在は観音寺署管轄の駐在所のうち、7駐在所が三豊署の管轄となる。

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