兵庫県宝塚市で死者３人を出したカラオケ店の火災を受け、大阪市消防局が市内のカラオケボックス２２５店を立ち入り検査した結果、４割を超す９９店で消防法違反にあたる不備が見つかった、と同局が２６日発表した。自動火災報知機の未設置が２店あったという。
２３日〜２５日、カラオケ店の届け出を市火災予防条例に基づいてしている全２２５店を対象に緊急調査した。主な違反の内訳は、義務付けられた消防訓練の未実施６８店▽消防計画の未作成３３店▽廊下や非常扉が荷物でふさがれるなど避難管理の不備１８店▽防炎仕様でないカーテンやじゅうたんの使用１５店——などだった。
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