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2007年01月26日(金) 11時44分

06年消費者物価、8年ぶり上昇 石油製品が底上げ朝日新聞

 総務省が26日発表した06年平均の全国消費者物価は、変動の激しい生鮮食品を除いた総合指数(05年=100)が100.1となり、前年比で0.1%上昇した。前年を上回ったのは98年以来8年ぶり。ガソリン価格の値上がりが物価全体を底上げした。さらに、日本銀行が同日発表した06年平均の企業向けサービス価格指数(00年平均=100、速報)は前年比で横ばいとなり、98年以降8年連続していた下落に歯止めがかかった。

消費者物価と企業向けサービス価格指数の推移

 ただ、物価全体が上昇する勢いは乏しく、政府が「デフレから完全に脱却した」と判断するには、なお時間がかかりそうだ。

http://www.asahi.com/business/update/0126/085.html