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2007年01月26日(金) 22時20分

台風被害が増大、火災保険料引き上げへ読売新聞

 損害保険各社が4月から、火災保険料を大幅に引き上げる見通しになった。火災保険は台風などによる風水害も補償しており、これが増えて保険金の支払いが増加しているためでだ。主に九州や四国で大きく引き上げられると見られる。

 損保各社が加盟する損害保険料率算出機構が昨年11月、各社が保険料を設定する際の参考基準を9年ぶりに改訂した。木造住宅の新たな保険料は、福岡県で現行より10〜15%上昇すると見込まれるなど、台風被害が多い四国や九州を中心に大幅に引き上げられる見通しだ。鉄骨造や木造などのすべての住宅で見ると、引き上げ率は全国平均で数%となっている。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070126i416.htm