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2007年01月25日(木) 00時00分

不正権益維持加重処罰規定 県内で初適用し逮捕 東京新聞

 県警組織犯罪対策課と市川署は二十四日、組織犯罪処罰法違反(組織的恐喝未遂)の疑いで市川市南八幡四、暴力団組員野元弘之容疑者(34)を逮捕した。暴力団などの不正権益を維持、拡大する目的で行われた組織的犯罪を重く罰する同法の加重処罰規定を、県内で初めて逮捕時に適用した。

 調べでは、野元容疑者は昨年十月下旬、同市の飲食店店長の女性(46)に「組が守ってやる」などと言って用心棒代三万円を要求したが拒否されたため、「商売できないようにしてやる」などと脅し、さらに用心棒代を要求した疑い。女性は同年八月から三カ月間、毎月三万円を支払っていたが、十一月分からは断ったという。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20070125/lcl_____cba_____002.shtml