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2007年01月25日(木) 00時00分

『摂理』事件家宅捜索で県警 携帯電話やパソコン押収 東京新聞

 宗教団体「摂理」の韓国人女性幹部(44)の入管難民法違反事件で、県警が今月行った初めての家宅捜索の際、複数の携帯電話やパソコンを押収していたことが二十四日、分かった。女性幹部は現在は海外に逃亡中とされる。県警は押収した携帯電話の通話記録やパソコンに残されたデータを分析し、勧誘や資金集めなど宗教活動の実態解明を進めるとともに、女性幹部の逃亡先や教団関係者の足取りを調べる。

 女性幹部は「技術」の在留資格を不正取得し、実際には資格外の宗教活動を行っていた疑いが持たれている。

 「摂理」をめぐっては、鄭明析(チョンミョンソク)教祖(61)=強姦(ごうかん)容疑で韓国当局が国際手配、逃亡中=から多数の女性信者が性的暴行を受けたとされる問題が浮上。東京の弁護士らが昨年十月、女性幹部らについて入管難民法違反(資格外活動)などの容疑で告発していた。

 これを受け、県警は十八−二十日、千葉市中央区の教団関連施設など十カ所を同法違反容疑で捜索し、携帯電話を含む約百九十点を押収した。

 女性幹部は教団の日本での最高責任者の一人とされる。横浜市の印刷会社(解散)にデザイン企画担当者として雇用されたように装い、二〇〇〇年三月、「技術」の在留資格を不正取得した疑いが持たれている。県警はこの会社の元社長(73)=同法違反容疑で告発=や、女性幹部に近い立場だった数人の元信者から事情を聴くなど、組織の内部情報収集を進めている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20070125/lcl_____cba_____000.shtml