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2007年01月25日(木) 18時35分

DS、Wiiが絶好調 任天堂、大幅増益に朝日新聞

 任天堂は25日、06年度の第3四半期まで(4〜12月)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比1.7倍の7125億円、営業利益が同2倍の1676億円、当期利益は同1.4倍の1319億円で、いずれも過去最高だった。携帯ゲーム機の「ニンテンドーDS」が好調だった上、「Wii」も年末までに319万台売れ、大幅増益に寄与した。

 DSは4〜12月に1888万台を販売。累計の販売台数は3561万台に達し、05年度末の約2倍になった。専用ソフトも9千万本以上売れ、多くが「脳を鍛える大人のDSトレーニング」や「Newスーパーマリオブラザーズ」など利幅の大きい自社製だった。

 Wiiは、増産により06年度内の出荷台数が約700万台に達する見通しで、販売数も目標の600万台を上回るのが確実となった。

 任天堂は10日、06年度の連結売上高が前年度比1.8倍の9千億円に達するという予想を発表している。

http://www.asahi.com/business/update/0125/156.html