猪股元常務は、融資方針を承認した一九九三年十二月の経営会議について「担当部署が検討し、最良の解決策として融資を起案したと思う。それを是と判断したことに、不合理性はないと考えている」と述べ、自身の責任を否定した。
この訴訟は、破たんした同行が、旧経営陣の責任を明確にするために起こした三つの訴訟の一つ。
同行側は「ゴルフ場開発の事業計画はずさんで、十分な担保を求めない不正融資。約九十億円が回収不能になり、被告には役員としての注意義務違反がある」と主張している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20070124/lcl_____tcg_____002.shtml