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2007年01月24日(水) 00時00分

被告に懲役3年求刑 銚子信金不正融資「謝礼渡し認識あった」 東京新聞

 銚子信用金庫(銚子市)の副部長らに働き掛け巨額の不正な融資を受けたとして、背任罪に問われた水産物加工会社「マープ」(東京都中央区)の実質的経営者鈴木進被告(57)の論告求刑公判が二十三日、千葉地裁(山口雅高裁判長)であり、検察側は「副部長らに計四千万円のリベートを渡しており、不正な融資との認識があった」として、懲役三年を求刑した。

 弁護側は最終弁論で「四千万円は経営指導などの対価。副部長らから融資基準を満たさないとの説明はなく、担保も不十分だったとはいえない」として、無罪を主張した。

 起訴状によると、鈴木被告は同信金の当時の管理部副部長(57)、部次長(52)=ともに背任罪で有罪判決=と共謀し二〇〇一年五月、銚子市内の残土処理用地の購入資金として、採算性の調査や十分な担保設定をせずに、同信金から二億二千万円の融資を引き出し、信金に同額の損害を与えた。

 同年七月にも、競売にかけられた自宅の落札資金として、十分な担保なしに二千万円の融資を受け、同額の損害を与えた。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20070124/lcl_____cba_____002.shtml